私には91歳の祖父がいます。
祖父と一緒にできそうなことはないかなぁと思っていた矢先に
見つけたのが「大活字本」でした。
「大活字本」とは文字で見たまま
大きな活字の書籍です。
普通の書籍の活字は、だいたい8~11ポイントだそうですが
大活字本だと 19~22ポイントなので
ちょっぴり印象も変わります。
目が悪くなって小さい字が読みづらいとき
この大活字本は便利です。
私は先日
夏目漱石の「坊ちゃん」を大活字本で読みました。
1冊の文庫本サイズの作品が
B5サイズの本2冊に分けられており
太字の字が目に飛び込んできます。
活字が大きいと
フリガナも大きい。
大きい文字のせいなのか
私はゆっくりと文字を追い
坊ちゃんが勢いよく話す場面を想像しながら
読み進めました。
今まで読んだことがなかった夏目漱石の本に
手を伸ばせたのは
祖父のおかげかもしれません。
祖父も興味をもってくれると
いいなぁと思いつつ。
夏目漱石の大活字本を
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