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2014年11月22日

イヌを飼わない選択のこと

イヌと生活をする上で
必要なトレーニングや
必要な運動の
お手伝いをするお仕事をさせて頂いている立場で

「イヌを飼わない選択」
について、ここに書くことは、不自然に見えるかと思うのですが
あえて、書きます。

イヌは

日常のお世話にも
運動にも
トレーニングにも
お手入れにも

たくさんの時間がかかる動物です。

また、1頭よりも2頭の方が、お世話にかかる時間は多くなります。

「引越先で飼うことが難しいかもしれない」
「仕事が忙しくなってきたら、お世話をすることが難しいかもしれない」
その可能性が少しでもあるのなら

「飼わない」選択をすることも、ペットに対する愛情です。

私自身

イヌを家族として迎え入れて
イヌを最期まで一緒にいること
を「当然」と考える飼い主さんたちと会う機会の方がずっと多いので

そうではない「日本の現状」は
うっかりすると
私自身にとっての「よそ事」

のように感じてしまうことさえあります。

「日本には殺処分されている犬猫たちがいること」

について先日、講義を聞いた時
改めて思ったのは

まず伝えることからできるのでは・・・でした。
そこで、まず、ここに書くことにしました。

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現在、日本では、209388頭の犬猫が保健所などに収容されています。
うち161867頭が殺処分されています。
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きっと
知らない人や
無関心な人も

今はいます。

そして、知っている人にとっても、改めてその事実と向き合う時間は必要です。
  • 自分が知ること
  • 知っている人が増えること

は、理不尽に殺処分されている犬猫たちを減らすために、大切な一歩だと思っています。



下記のリンクから
環境省のポスター

もご覧になれます。