変なものを怖がるなぁ
何でもない物に怯えて吠えているなぁ
なんてことはありませんでしたか?
抱っこ散歩で、ある程度物音などに慣れた子の場合でも
自分の足で歩いて
自分の目線で見る
ものたちは、何か違ったものに見えることも多いのではないかな思います。
私の家には1歳になる保護犬がいます。
名前を「ひなた」といいます。
ひなたは、いろんなものに「きゃ~」と悲鳴(?)をあげるタイプのワンコです。
保護した当初、足を骨折しており
安静にしながら外に馴れる場を設けることが難しかったことも1つの要因なのですが
昨年度の秋ごろは
外の刺激に対して
何やら手当り次第の物に吠えていました。
向かいの駐車場に入っていく車
車のドアが閉まる音
向かいの駐車場から出ていく車
はるか遠くを走る自転車
自転車をひいて歩くヒト
傘を持って歩くヒト
傘をさして歩くヒト
ランドセルを背負った小学生
ヘルメットをかぶったヒト
ベビーカーを押すヒト
背後から来るジョギングのヒト・・・
お散歩を始めて3ヶ月。
ひなたは、多くの物に対して、少しずつ認識を改めていったようです。
「なるほど。自分に危害は加えてこない」
と納得してきたようで
極度にびくびくしたり
長く吠え続けたり
する場面はめっきりすくなくなりました。
ですが、時折急に
固まり
跳びのき
何かを凝視
することがあります。
今朝の怖い物はこれ↓
芝生の広場にあるネットに、取り付けられた張り紙です。
風でかすかに動く様子が
怪しかったようで
びくっと固まってから
相手を10秒凝視して
エイっと近づいてから
しゃ~っと勢いよく逃げ帰ってきました。
ワンコは、「怖いもの」にも、近づいていこうとする性質があるよなぁと感じた、朝の1件でした。