September 1, 2012

パピークラスに行く。いち

まだまだ暑い日が続きますね。わたしは先日、パソコン用のデスクの横に、アスパラを置いてみました。やなぎ、のようなフワフワ感が、ちょっとだけ目を涼ませてくれます。


 
こんにちは。トレーナーの馬場です。今日から、若山動物病院でのパピークラスの様子を、ちょっとずつお知らせしていきます。
 
「パピークラスって何?」って思った方も、「お家での練習頑張ってます!」の方も楽しんでもらえるよう書いていきますね。
 
パピークラスの練習っていったい何でしょう?

 
1つ目はリード。リードを初めて着けた時、「なにこれ~はずして()」のお顔をするワンコは、少なくありません。首が突っ張る感じが、ワンコにとって、不快なんですね。
 
リードに馴れる方法はいろいろですが、ダックスのチロルちゃん場合は、ドライフードを使ってパパさんがお手伝い。
 

ワンコにとって「リードがついているのか、ついていないのかわからない」状態にするのが、コツ。パパの手に上手について行くチロルちゃんは、自分でも気が付かないうちに、リードがあってもルンルン歩いています。


 

2つ目は診察台。人と違って、「診療の意味なんてわからない」ワンコにとっては、やっぱり「変な場所・嫌な場所」になっちゃいがちな場所。少しでもいいイメージを持ってもらいたいので、これも練習科目の一つです。


 
シュナウザーのカイちゃんも練習中。カイちゃんのママはリードの持ち方がピカイチで、診察台の上でも、そして待合室でもリードがとても快適な状態。
 
 

さて、次の練習のお話の前に、いろんなものに「馴れる」コツをちょびっとお教えします。
 


近道は…飼い主さんが…

急がないこと

自分のワンコの様子をよ~く観察すること


「仔犬のうちにやらなければいけないことはい~っぱいある」ので、ついつい焦ってしまう飼い主さんも多いかもしれません。ですが、「ワンコのペース」に合わせて練習を進めた方が、実は早く次の課題に進めちゃいます。
 

クラスの後半のお遊びタイムも「ワンコのペース」が見える時間。


走る子。
 
跳ねる子。
 
他のワンコが遊ぶ様子を見てる子。

見てるワンコを遊びに誘う子。
 




 
ソファの下から、先輩ワンコたちの様子を見ることも、チワワのライトちゃんには、大切な時間。


この後、ライトちゃんがソファの下からの1歩目を自分で踏み出した時、「やった!」とご参加のみんな一斉ににっこりしました。