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2014年2月6日

漢字の変換

「せんとう」

という言葉を、どんな漢字に置き換えますか?

「先頭」でもいいし
「戦闘」でもいいし
「1000頭」かもしれません。

私が「せんとうぺんきえし」という言葉をラジオで耳にした時
最初に浮かんだ漢字は「戦闘ペンキ絵師」
でした。

大河ドラマを見た影響かもしれません。
違和感を感じながらも、5分ほど自分の間違いに気が付きませんでした。

正しくは…


「銭湯ペンキ絵師」
でした。

銭湯の壁に富士山などの絵を描く職業だそうです。

随分とイメージの違う、同音異義語を思い浮かべたなぁ・・・と思いました。

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イヌのトレーニングに使われる「言葉」も

ワンコの隣にいるヒトや
ワンコの周りにあるもの
によって

同音異義語になっていることもあるのではないかなと思います。

例えば、「オスワリ」という言葉にいろんなイメージがあることは、愛犬と何年も暮らしているみなさんはお気づきだと思います。


「オスワリ」=目の前のものがもらえる

「オスワリ」=目の前の物を我慢する

「オスワリ」=ママの方を向きたい気分

「オスワリ」=今は嬉しい♪

「オスワリ」=今は嫌だな

「オスワリ」=どういう意味?

「オスワリ」=ママが怒っている時の音だ

「オスワリ」=次は寝そべるといいんだよね

「オスワリ」=オテをするんだよね!



私たちが、同音異義語を使い分けているのは、前後の文脈や、会話の相手の表情を頼りにしているはずです。

ワンコは

その瞬間に視界に入るものや
ママの持つリードから伝わる緊張感や
今までの自分「できた!」と感じた経験など

を頼りにしてその言葉の意味を判断しています。


「うちのここの場所ではオスワリが同音異義語になってます!」

に思い当たることがあれば、ちょっとだけ前後の「文脈」を変えてみませんか。