若山動物病院のマナークラスの一番の目的はワンコにとって心地よい状態を作ること。
シロちゃんも
りっぷちゃんも
自分から居心地のいい場所を選んで
自分からリラックスできています。
マナークラスの練習の後はちょっと眠い~
心地がいい場所は~ここなの~
こういった姿を見ていると
家庭犬として必要な「落ち着く」スキルって実はどのワンコも持っているんだなぁと改めて思います。
では、落ち着くことができるのに、あえてしつけ方教室で学ぶことってなんなのか・・・
ちょっぴりここで説明させてください。
私は、どんなワンコにも、苦手な刺激はあるんじゃないかな~と思っています。
例えば、私が
蜘蛛が苦手だったり
高いところが苦手だったり
フランス語で話しかけられたら戸惑っちゃうのと同じことで
苦手なことがあるのが悪いわけではありません。
ですが
ワンコのいい表情や、落ち着いたいい状態を
私は、どんなワンコにも、苦手な刺激はあるんじゃないかな~と思っています。
例えば、私が
蜘蛛が苦手だったり
高いところが苦手だったり
フランス語で話しかけられたら戸惑っちゃうのと同じことで
苦手なことがあるのが悪いわけではありません。
ですが
ワンコのいい表情や、落ち着いたいい状態を
「できる」
「できない」
と白黒はっきりさせちゃう代わりに
「今はできる」
「今・・・はできないけど、こっちは向ける」
「・・・はできないけど、こっちにスムーズに移動はできる」
「・・・はできないけど、この場所に移動すればできる」
とクラスの練習では、グレイゾーンを広げることで、ワンコとママさんにとっての選択肢の幅を増やしています。
とクラスの練習では、グレイゾーンを広げることで、ワンコとママさんにとっての選択肢の幅を増やしています。
また、ちょっぴり変わった動作も、できた時にワンコが「思ったよりも簡単だった♪」と自信をつけてくれるので、様々な動作を試しています。
さて今回は、飼い主さん以外のヒトの、足の下をくぐってみました。
人見知りっこのルーサーは、りっぷちゃんママのおかげですごくいい経験ができました。
仔犬の時期によく耳にされることの多い「社会化」という言葉。
家族以外のヒトとも、いい経験を積んでくださいというメッセージ。
これは実は、成犬にも当てはまります。
ワンコは、ヒトと同じで
嬉しい経験をしたり
嬉しい褒められ方をすると
その「行動」や、その場に「いること」が好きになりますよ。