おはようございます。トレーナーの馬場です。
お散歩レッスンでお伺いしているワンコのママさんが
「マット練習(マットに合図で乗る・その場所に落ち着いて留まる・合図で降りる)」
から
「台に乗る(台に合図で乗る・留まる・合図で降りる)」
にアレンジ練習をしてくれました。
公園にある、幅が広めの階段を「台」に見立てた、お散歩中の一コマです。
『上った直後の、「どや」顔が可愛くて!』
と笑顔で披露してくれた飼い主さん。
やっぱり、ワンコが楽しんでくれる練習が一番だなぁと感じました!
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さて
・台に乗って留まる
・台に前足をかけて留まる
などの練習は、お散歩中にできるアクティビティの1つとしてお奨めです。
「パルクール」と言う言葉とともに、活動されている方たちもいるようです。
「パルクール」とは、もともとフランス語で
・走る、跳ぶ・飛び乗るなどの動きを使って体を鍛えること
・周囲にあるものを使った動き
と定義されており
人間がパルクールをしている動画では、公園の柵を跳び越えたり、素早くぐったりと、危険な動きも多く見られます。
では、パルクールの活動をしている飼い主さん方たちが危険なことをしているかと言えば、そんなことはないはずです。
愛犬と一緒の場合
パルクール=危険
ではなく
パルクール=危険性を「飼い主さんが」判断して、できることを伸ばす
と言い換えるといいのではと思います。
台に乗るという練習に関しても
ワンコが勝手に飛び乗るのではなく、ママと一緒にやる「共同作業」としていきます。
そうすることで
・安全でない(高すぎる・安定していない)場所には登らないこと
・飛びついて欲しくない場所(公共の場のベンチなど)には、飛びつかないこと
も一緒に教えていけますね。