今朝は、イヌではなく、猫の話です。
ブックバディズ(読書仲間)というプログラムが、アメリカのペンシルべニアのアニマルシェルター(犬猫の保護施設)にあります。
6歳~13歳の子供たちが、シェルターに保護された猫に、本の音読をして聞かせる
というプログラムです。
ことの始まりは、ひとりの男の子が、教室での音読がうまくできずにいたことでした。
家族の前で読むのも恥ずかしい・・・
ひとりで練習するのも気が引ける・・・
教室で同級生の前で読むなんて顔から火が出ちゃう・・・!
教室で同級生の前で読むなんて顔から火が出ちゃう・・・!
そんな男の子を見て、母親のクリスティさんが考えたのが、
彼女の勤務先のシェルターでの
「保護された猫に読み聞かせ」プログラム
でした。
でした。
プログラムに参加する猫たちは、人懐っこく、子供たちの側にいることが好きな子たちです。
本を覗き込んだり
膝にのったり
ふら~っと離れてはまた戻ってきたり
少し離れた所でくつろいで寝転んだり
そんなくつろいだ様子の猫たちの前で、本を音読をする子供たちは、次第に「声を出して本を読む」ことに対しての自信をつけていきます。
少しずつ、教室で同級生の前で読むこともできるようになってきます。
少しずつ、教室で同級生の前で読むこともできるようになってきます。
クリスティさんの息子さんだけでなく、たくさんの子供たちがこのプログラムを通して
自分自身に対しての自信をつけ
また、学習意欲も高めているそうです。
さて、このプログラムは、猫たちと子供にすべてを任せているわけではもちろんありません。
シェルターのスタッフが参加する猫たちの適正や、健康状態のチェックをします。
また、必ず保護者が同伴することで
子供たちと猫たちの双方がいい時間を過ごせているように、目を配っています。
動物と
人の
双方にとってリラックスできる空間を目指していく。
この当たり前だけれど、一番大事なことは、普段の愛犬、家族との生活とも同じことが言えるんだと思います。
特別なプログラムではなくても、毎日愛犬が
お散歩バディ
ジョギングバディ
編み物バディ
映画バディ
ドライブバディ
になってくれる生活は、すてきですね。
実は、昨日嬉しいことがありました。
以前個別レッスンにお伺いしていたお家のワンコの
1歳のお誕生日祝いの様子を写真とお手紙をいただいたんです。
お散歩がちょっぴり苦手だった小さなプードルの女の子が
「いつの間にかお散歩大好きなお散歩バディになってくれました~!」と書かれたカードを見ていて、懐かしくも嬉しく思いました。