オモチャ遊びが上手になると
トレーニングでのワンコの集中度が高まります!
と個別レッスンでよく説明しいるわたくし、トレーナーの馬場。
実は・・・
私自身
本当はあまり上手ではなかったという告白です。
愛犬と「ボール」で遊びたい!と思った最初の日には
愛犬はボールにあまり興味がありませんでした。
ボール練習1)-----------------------------------------------------
転がしたボールの匂いを嗅ぐけど・・・それだけ
追いかけてみるけど…それだけ
まずはボールが楽しいと思ってほしくて、しばらく奔走しました。
ボールを持って走る私を見ている愛犬。
ご近所の方たちは、もしかすると不思議に思われていたかもしれません。
ボール練習2)-----------------------------------------------------
ボールを少し追いかけるようになってきた愛犬は
時折ボールをくわえるようになります。
・・・が!ボールをくわえたかと思うと
そのまま走って反対方向に行ってしまいます。
ひどい時は、ボールをくわえたまま走り続けます・・・。
ボール=暴走
というパターンがしばらく続きました。
走って行ってしまわない短い距離で
ボール転がす~くわえたら放す
ことを繰り返していた期間
「飽きる前にやめる」ということが、意外に難しいことを実感しました。
ボール練習3)----------------------------------------------------
愛犬が、走る距離が長くなると、暴走するタイプであることは
実は「オイデ」練習でも見られました。
短い距離なら、正面で止まります。
しかし!
10Mリードの、最長の長さで待たせて、呼び込むと、私を素通りして走り続けます。
う~む・・・。
10Mリードの範囲内で、楽しげに走っている愛犬を見ていると
短い距離で練習を重ねるのか
走らせてあげる時間をもう少し作った方がいいのか
悩みます。
きっと熟練のトレーナーさんなら
パッと判断できていたことかもしれません。
私が
悩んでから、試してみたことは
短い距離+1Mでの「オイデ」練習の後
いっしょに暴走してみること
でした。
愛犬がボールをくわえたまま走っていてもいいし
ボールを持った私を、愛犬が追いかけて走っているのでもいい
はたから見ると
ボール練習をしているのか
暴走している愛犬に振り回されているのか
わからない様子だったかもしれません・・・。
ボール練習4)------------------------------------------------------
暴走練習(?)が楽しいのか
愛犬の「オイデ」の集中度は以前にも増してアップしました。
ただし
まっすぐボールを持って戻ってくる率はまだ5割あるかないか。
ボールを取りに行き
私の方に走ってきても、通り過ぎて走って行く・・・。
ところが
通り過ぎてから再度「オイデ」と呼ぶと
楽しそうにUターンして戻ってきます。
ボールを取りに行く⇒私の方向に戻ってきて通り過ぎて⇒再度Uターンして戻ってくる
⇒またボールを投げてもらう
直線で動くというよりは
蛇のような曲線を描きながら
ボールで遊びました。
この時期は
実は
私自身もすごく楽しかったです。
最近
ようやく
まっすぐボールを持って来てくれたり
手までボールを届けてくれるようになってきたのですが
蛇行ボール遊び
がちょっぴり懐かしくなって
時折一緒に暴走しています。
さて
トレーナー馬場は
ボール遊びを教えるのがへたっぴで
トレーナー馬場の愛犬が
「暴走していた」(今もかな?)
という告白でした。