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2015年6月11日

トレーナーなのに、ボール遊びが下手っぴ

オモチャ遊びが上手になると
トレーニングでのワンコの集中度が高まります!

と個別レッスンでよく説明しいるわたくし、トレーナーの馬場。

実は・・・

私自身
本当はあまり上手ではなかったという告白です。

愛犬と「ボール」で遊びたい!と思った最初の日には
愛犬はボールにあまり興味がありませんでした。

ボール練習1)-----------------------------------------------------
転がしたボールの匂いを嗅ぐけど・・・それだけ
追いかけてみるけど…それだけ

まずはボールが楽しいと思ってほしくて、しばらく奔走しました。
ボールを持って走る私を見ている愛犬。
ご近所の方たちは、もしかすると不思議に思われていたかもしれません。



ボール練習2)-----------------------------------------------------
ボールを少し追いかけるようになってきた愛犬は
時折ボールをくわえるようになります。

・・・が!ボールをくわえたかと思うと
そのまま走って反対方向に行ってしまいます。

ひどい時は、ボールをくわえたまま走り続けます・・・。

ボール=暴走
というパターンがしばらく続きました。

走って行ってしまわない短い距離で
ボール転がす~くわえたら放す
ことを繰り返していた期間

「飽きる前にやめる」ということが、意外に難しいことを実感しました。



ボール練習3)----------------------------------------------------
愛犬が、走る距離が長くなると、暴走するタイプであることは
実は「オイデ」練習でも見られました。

短い距離なら、正面で止まります。
しかし!
10Mリードの、最長の長さで待たせて、呼び込むと、私を素通りして走り続けます。

う~む・・・。
10Mリードの範囲内で、楽しげに走っている愛犬を見ていると
短い距離で練習を重ねるのか
走らせてあげる時間をもう少し作った方がいいのか
悩みます。

きっと熟練のトレーナーさんなら
パッと判断できていたことかもしれません。

私が
悩んでから、試してみたことは

短い距離+1Mでの「オイデ」練習の後
いっしょに暴走してみること
でした。

愛犬がボールをくわえたまま走っていてもいいし
ボールを持った私を、愛犬が追いかけて走っているのでもいい

はたから見ると
ボール練習をしているのか
暴走している愛犬に振り回されているのか
わからない様子だったかもしれません・・・。


ボール練習4)------------------------------------------------------
暴走練習(?)が楽しいのか
愛犬の「オイデ」の集中度は以前にも増してアップしました。

ただし
まっすぐボールを持って戻ってくる率はまだ5割あるかないか。

ボールを取りに行き
私の方に走ってきても、通り過ぎて走って行く・・・。

ところが
通り過ぎてから再度「オイデ」と呼ぶと
楽しそうにUターンして戻ってきます。

ボールを取りに行く⇒私の方向に戻ってきて通り過ぎて⇒再度Uターンして戻ってくる
⇒またボールを投げてもらう

直線で動くというよりは
蛇のような曲線を描きながら
ボールで遊びました。

この時期は
実は
私自身もすごく楽しかったです。

最近
ようやく
まっすぐボールを持って来てくれたり
手までボールを届けてくれるようになってきたのですが

蛇行ボール遊び
がちょっぴり懐かしくなって
時折一緒に暴走しています。


さて
トレーナー馬場は
ボール遊びを教えるのがへたっぴで

トレーナー馬場の愛犬が
「暴走していた」(今もかな?)
という告白でした。