先日6回の訪問レッスンを終了された飼い主さんから、後日改めて
「うちの子の行動の意味が少しずつ理解できるようになりました」
言っていただくお手紙をいただきました。
そのお手紙を読みながら
あるポカポカと暖かい日のレッスンの場面を思い出しました。
その飼い主さんが
「うちのコは走るのが好きなので、走る機会を増やしたいです」
と取り組んでくれた練習があるのですが
ワンコさんもいきいき動いてくれるのですが、それを眺める飼い主さんの目じりが下がっているんです。
私がこのお仕事を続けさせていただいているのは
楽しそうにしているワンコと
そのワンコに寄り添う飼い主さんのことが好きだからなのだなと思いました。
私は決して犬のきもちを100%理解できているわけではありません。
でもうちの犬の「好きなこと」はすこうしわかります。
お伺いするお家のワンコさんが好きなことを増やすことも
得意なほうかもしれません。
ワンコと一緒に生活するときに
ワンコが好きなことがたくさんあるのはいいと思います。
なぜなら、好きなことは「行動を続ける」大きな動機付けになるからです。
だから
「うちの犬は食べ物には興奮しすぎる…食べ物を使った練習はしたくないな」
「うちの犬は食べ物に興味がない…だからトレーニングは無理」
だとは思わないでください。
トレーニングに使うご褒美は、決して食べ物だけではないからです。
ちなみにうちの犬は
走るのが好き。
走る前の「マテ」の練習も楽しい。
匂い嗅ぎも大好き。
外に干してほかほかになったドッグベッドではごろーん。
わっしわっしと落ち葉を踏む音を立てながら歩くお散歩の事もきっと好きです。
最近は少し行動範囲を広げていろんな場所を歩いています。
そんなわけでいつもと違う場所も歩いてみたりもします!