November 15, 2012

パピークラスに行く。ろく

おはようございます。イヌのトレーナーの馬場です。
 
苦手だった植物の世話が、最近上手になってきました。お花屋さんで少し勉強したんです。
 
数日前に植えたコリアンダーが、なんだか元気がなくて、どうしようかなぁと思っていたところ
 
「土の状態がよくないかもしれないね」
と花屋さんが教えてくれました。
 
□酸化した土は、目が摘まっていて、水の通りもあまりよくない。
 
□苗も種も居心地がよくない。
 
□アルカリ性に戻してあげる必要がある。
 
 
正直なところ「酸化」も「アルカリに戻す」も私にはピンとこない言葉でしたが、「苗にとって居心地の悪い土」というのは、なるほど~と思いました。
 
お奨めされた土で改良した新しい土壌。
 
小さいプランターでは、苗が俄然元気に育ち始めました。「居心地がよくなった」と言われている気持ちになりすごく嬉しくなります。
 
 
新しいことを教わると、ちょっとだけワクワクした気持ちになりませんか?
 
私は今ガーデニングにワクワクしてます。
実は、「新しいことを教わる」楽しさというのは、ワンコにとってもあるんです。
  
 
ではでは、若山動物病院のパピークラスで、練習にワクワクしているワンコたちをお見せしますね。 
ジャックラッセルテリアのココちゃんは、ママの手について方向変換の練習。集中しています。
ココ:「ママ!この練習おいちい~」 
 
 
おやつを出すタイミングを変えると、「おやつを持っていない手でも」ついていくこともできるようになってきます。
ココ:「わたち・・・やるときはやるのよ!」
 
 
ここで、ヒトとイヌどちらにとっても楽しい練習にするポイントがあります。それは・・・
 
 
―仔犬たちにとっての「難しい何か」を、飼い主さんが気づくこと―
 
 
私たち飼い主はついつい「おやつがあればついてくるのは当たり前でしょ」と思いがちです。ですが、いくらおやつがあったって、仔犬たちにとっては
 
●周りにお友達ワンコがいる~走って遊びたい!
 
●優しそうなママのお友達もいる~挨拶してきたいな!
 
といった刺激いっぱいのクラスの場所で、「大好きなお友達」と反対方向へ動く・・・というのは難しいことなんです。
 
 
プレイタイムではじける仔犬たちの姿・・・残像しかとらえることができません!
ココ&リュウノスケ&ハル&ライト:「いぇ~い!いくよ~」

 
 
その難しい状況で、仔犬にわかりやすい方法で練習できるのが、パピークラスの魅力。
 
 
トイプードルのリュウノスケ君と、パパさん。リュウノスケ君のスキップに、パパさんが思わず笑顔になりました。
リュウノスケ:「パパ~たのしいね~」
 

 
シュナウザーのハルちゃん:「なんだかおもしろくなってきたよ~ママ!」


 チワワのライト君:「これなんだろ・・・でもママの手について動くのは好きなんだ~」
 
 
 
 ママが何をしてほしいのか、理解してきたックスフントのチロルちゃんは、ママの手が離れていても、上手についてくることができました。
 
チロル:「わたち、わかったの~♪ ママ今行くね~」
 
 
「お友達と反対方向に歩く」こともできるからこそ、存分に「お友達と遊ばせる」こともできるんです。
 
 
パピークラスでは、「お遊び時間」と「お勉強の時間」の2構成からできています。お勉強を頑張りたいママさん、ワンコ友達を作りたいママさん、ぜひ一度いらしてくださいね。