December 1, 2012

パピークラスに行く。なな

こんばんは。トレーナーの馬場です。

私は出張のトレーナーなので、車に乗る時間が結構あります。もともと運転は好きなのですが、時として変わったものを見つけられる、この仕事スタイルは気に入っています。
 
ある時、運転中に、黒っぽい丸い、手まりサイズの何かが目に入ったので、少しスピードを落としました。近づくと、それは動いています。黒い物体は道路横断中のカメでした。

広い道路をゆっくり歩くカメ…。対向車も横断中のカメのために車を止めました。まさか、カメを待つとは…と一瞬向かうおうちへの道順が頭から消えてぼ~っとしてしまいました。

こちらの車線を横断し終わったカメは、そのまま一心不乱に…かどうかはわかりませんが、ペースを落とさないまま反対車線の横断を始めました。
 
カメの行く先が気になって、少し後ろ髪をひかれる気持ちで、車をスタートさせました。その日のレッスンでは、少しだけいつもより、ゆっくりしゃべっていたような気がします。
 

さて、こちらもゆっくり進めたい、若山動物病院のパピークラスの身体全身を触る練習についてお話ししたいと思います。









お手入れや、診察はもちろん大切ですが、そのためには、私たち飼い主の手が、ワンコにとって「安全」で「嬉しい」ものであることが本当に大切になってきます。

 コーギーのソニアちゃん:「抱っこ得意なの。お腹も見せちゃうわよ~」
 
 
苦手な姿勢の練習や、触られるのに抵抗があるところを練習する時には、ちょっとずつ馴れるための練習プランを立てます

ワンコの苦手克服のためには、飼い主さんがちょっとだけ頑張らなきゃなりません。



練習をゆっくり、上手に進めると、ワンコたちは本当にリラックスしたお顔を見せてくれます。
 柴犬のむぎちゃん:「わたち練習したから、ママがお口触るの平気~」
 
 
チワワのライトちゃん:「パパの手すき~お口触っても大丈夫~」


ジャックラッセルテリアのココちゃん:「でしゅか?わたちできる!」
 
 
シュナウザーのハルちゃん:「ママが前足持つとおいしいの!」
 
ハルちゃんの「おいしい!」お口には、私たちも釣られてにんまりしちゃいます。


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もしも練習していて

「いつまでたっても足ふきは格闘しちゃうなぁ」

「ブラシの苦手克服練習しているのに、まだ嫌がるなぁ」

なんて場合、もしかすると練習の進め方がそのワンコにあっていないのかもしれません。
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さてさて、クラスで練習を頑張ったワンコたちには、プレイタイム…あれっ?今日はおしゃべりタイムかな?
ライト:「・・・・」
チロル:「・・・・」
 
どうやら、内緒話みたいです。・・・何話しているのか、聞きたいですねぇ。