犬のトレーナーの馬場です。
今日はお奨めのトレーニング関連の本を紹介します。
犬とのコミュニケーションを円滑にするために
ボディランゲージを読めたほうがいい。と私は思っています。
ただし、
ボディランゲージって一瞬一瞬で変わるし
状況下で変わるし
個体差も大きい。
そのため
あくびをしたときの意味は?
身体を震わせた時はどういう状態?
そっぽをむいた時はどう感じている?
といった「人間の言葉」での説明にはどうしても限界があります。
でもせっかく犬と一緒に暮らしているのだったら
「ボディランゲージは難しい」と堅苦しく考えず
愛犬の犬語への理解を
ほんのちょっぴり深めてみるのはわるくありません。
「いぬ語会話帖」は
一見同じポーズのようでも、異なる意味がある例を掲載していて
勉強にもなりますが
なによりも写真が可愛い!
まず手に取ってみてはどうですか、とお奨めしたい1冊です。
--------------------------
ヴィベケ・リーセ(著)
藤田りか子(編)
誠文堂新光社(出版)
2014年
--------------------------もっと詳しくボディランゲージを勉強したい方には
英語のテキストですが、お奨めの本があります。
「On Talking Terms with Dogs : Calming Signals」
Turid Rugaas (著)
Dog Wise (出版)
2006年
-----------------------------
こちらもわかりやすい写真が多数掲載されているため
実際の愛犬の様子と比べながら読んでみると面白いと思います。
Sniffing the ground(地面の匂いをかぐ)
Turning away(そっぽを向く)
Softening eyes(目を細める)
といった英単語も、自分の愛犬の動作を示しているものと思うと
なんだか楽しくなりませんか?