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2016年3月1日

ボディランゲージって難しく考えなくてもいい

犬のトレーナーの馬場です。
今日はお奨めのトレーニング関連の本を紹介します。

犬とのコミュニケーションを円滑にするために
ボディランゲージを読めたほうがいい。と私は思っています。

ただし、
ボディランゲージって一瞬一瞬で変わるし
状況下で変わるし
個体差も大きい。

そのため

あくびをしたときの意味は?
身体を震わせた時はどういう状態?
そっぽをむいた時はどう感じている?

といった「人間の言葉」での説明にはどうしても限界があります。

でもせっかく犬と一緒に暮らしているのだったら
「ボディランゲージは難しい」と堅苦しく考えず

愛犬の犬語への理解を
ほんのちょっぴり深めてみるのはわるくありません。

「いぬ語会話帖」は
一見同じポーズのようでも、異なる意味がある例を掲載していて
勉強にもなりますが

なによりも写真が可愛い!
まず手に取ってみてはどうですか、とお奨めしたい1冊です。
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ヴィベケ・リーセ(著)
藤田りか子(編)
誠文堂新光社(出版)
2014年
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もっと詳しくボディランゲージを勉強したい方には
英語のテキストですが、お奨めの本があります。

「On Talking Terms with Dogs : Calming Signals」
Turid Rugaas (著)
Dog Wise (出版)
2006年
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こちらもわかりやすい写真が多数掲載されているため
実際の愛犬の様子と比べながら読んでみると面白いと思います。

Sniffing the ground(地面の匂いをかぐ)

Turning away(そっぽを向く)

Softening eyes(目を細める)

といった英単語も、自分の愛犬の動作を示しているものと思うと
なんだか楽しくなりませんか?