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2018年3月26日

足を捻挫して、坂道で腹が立った。

ひと月前に、足を捻挫しました。

恥ずかしながら
平坦で
見通しの良い
何も障害物もない道で
転びました。

動けないわけではないけど
びっこを引きながら動く2週間。
その後の2週間は普通に歩けるけど、ちょんとした拍子に痛みが走る足。

自分が思っていた以上に不自由に感じました。
いつもなら3分でできることが10分かかったり
階段の下りがすごく怖く感じたり。
バリアフリー用の坂道の傾斜が急だと、怒りさえ感じました。(これは、バリアフリーなんかじゃないやい!と怒っていました。)

何よりつらかったのは、座れないこと。
正座が無理なことは分かっていても、足を崩して座ることができないのは驚きました。
椅子がない場所で座ることがこんなにつらいなんて、想像してもなかった。

犬を連れて走ることだって、ままならない。
ロングリードで犬を走らせてやりたいと思っても
足が踏ん張れない状況では当然ながらロングリードも使えません。

足にサポータ―を巻いて、お客さんのワンコさんと歩く時も
1歩1歩がかなり慎重にならざるを得ませんでした。

それから、足が痛いとしゃがむのって怖いです。
痛いのではなくて「怖い」。
特に治りかけの時には「しゃがめると思うけど痛いかもしれない」という葛藤が生じてうーっと唸ることになります。少なくとも私に関しては。

足のケガがある前から
私はトレーニングの時に飼い主さんに「無理が生じない」ようなトレーニングを心がけていたつもりでした。

でも私が「マテ」の練習をするときって「人がしゃがむ動作」が基本入ります。
子供さん相手に犬と挨拶の練習をする時も「しゃがんでくれる?」と頼むことが多い。

そんなこんなで
飼い主さんがしゃがまないでも
「マテ(その場に落ち着いて止まる)」を上達できるステップを見つけなきゃ!

子供がしゃがまないでも
犬が脅威に感じないような挨拶を考えなきゃ!

とトレーナー馬場は新しい課題に直面中です。