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2019年8月1日

門越しに吠えていた犬が、吠えなかった時

お散歩中に相棒犬が吠える時
飼い主の私は(いまだに)少しだけ落ち込みます。

そんなこともあって、私は
相棒犬を連れて
犬が住む家の前を通る時には少しだけ意識していることがあります。

できれば距離を取ること
できればあまり急がないこと

うちの犬も
相手の犬も
どちらもあまり「ざわざわしない」すれ違いがいい。

門越しに犬が吠えるワンコのいるお家の
前の道が狭ければ、私はその道は避けるかもしれない。

道幅が広いならば
相棒犬が道の反対端を歩くようにします。
門から離れていれば、相手の犬もあまり気にならないかもしれない。

厳密なルールはないけれど、そんな風に思っています。

そんなお散歩をする中、今朝ちょっとうれしいなと思ったことがありました。
今まで私と相棒犬が道を歩くのを見ると、お庭の柵越しに吠えていたチワワさんが
こちらをちらりと見た後、そっぽを向いた。
吠えない。
チワワさんは、もう1度ちらっとこちらに目を向けた後、地面の匂いを嗅ぎました。

私と相棒犬が伝えようとしてた
『わたしたちは、あなたを威嚇しないですよ』
と似たしぐさをしている。
会話が成り立ったようで、でうれしかったです。

偶然か、気づかなかっただけではないか?
その懸念も翌日払拭!
翌日も、同じ仕草、今度はもう少し匂い嗅ぎが短かったように思います。

犬のボディランゲージを
人間がまねっこして伝えようとしても
なかなかすぐに伝わるとは限りません。

でも、犬のボディランゲージを読み取って
できるだけ、相手が緊張しにくい環境を作っていけたら
ワンコ同士が親しくなる前でも、「会話」ってきっと成り立つんだと思います。

私のとなりでたたずむ相棒犬は
小さく鼻を鳴らして
「ほんとはもう少し近くに行きたいけど…」と私の顔を見上げます。
(今度、公園で会ったら、飼い主さんに声をかけてみよ)と私はこっそり思いました。