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2018年6月14日

棚に足をぶつけた飼い主と、電信柱にぶつかった犬

うちのいぬは
まだお散歩がだいぶ下手だった頃
横断歩道の向こうを歩く犬を見つめたまま歩いたあげく
電信柱に激突し
キャイ~ン!!!と大きな悲鳴を上げた過去があります。

私は思わず恥ずかしくなって
いぬを抱きかかえながらその場を離れました。

ほとぼりが冷めた頃
その時あった犬の飼い主さんに
「うちのいぬ、どんくさいんですよね」と笑い話にできるようになりました。

ですが、当時は思ったものです。うちのいぬは変…落ち着きない…
実のところは、落ち着きがないのは実は飼い主の方だったと判明したのはつい先日のこと。
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先日私は考え事をしながら、せかせかと動いており、その時
柱に頭をぶつけて頭を抱え30秒その場にうずくまりました。

翌日は、仕事に使うオモチャ類を探してバタバタと動いていたら
左足の小指を棚の端にぶつけ悲鳴をあげました。
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いぬが何かに気を取られて「ぶつかる」のは
私の行動から習得してしまったことなのかもしれません。

無言でうずくまった時も
大きな悲鳴を上げた時も
いぬは、クレートの中の毛布に顎を乗せて
こちら見上げ「何か用かー」とでも言いたげな顔です。

そういえば、私や家族がバタバタと走る音に
「うぎゃー」と雄叫びをあげていたころに比べたら、落ち着きは出てきており
一方の私は、相変わらず落ち着きなくバタバタ、せかせかしているわけです。

犬の方が成長しているのは
マットトレーニングの成果なのです!」とこっそり胸を張ってみたところで
足の激痛に唸っているのにいぬがクレート内でこちらを見上げているとちょっと寂しい。
私がジト目で見ていると、クレートから出てきたいぬが、私の横で座りました。

犬の成長に遅れを取らないように
自分も成長しなくてはと決心した私は
次の散歩トレ訪問の準備をするために、またバタバタ走りだしました。